味の素のエントリーシート(メーカー)
#16 【26年卒】本選考 ⇨ 通過
女性・某市立大学・理系
職種:R&D
あなたが味の素㈱にR&D職種として入社し、取り組みたいことは何ですか。
自身の専門性・スキルをどのように活かすことができるのかも含めて、ご記載ください。(400)
私はアミノ酸バランス最適化調味料の開発に取り組みたいです。きっかけは私の曾祖母です。高齢になり、食事の量が減少し、必要な栄養素が不足しがちでした。もし個人の健康状態に合わせてアミノ酸バランスを最適化できるような調味料があれば、曾祖母のように小食な人の健康維持に大きく貢献できると考えました。
私の細胞生物学と分子生物学の専門知識を活かし、個々の細胞レベルでのアミノ酸代謝メカニズムの解明や、遺伝子発現解析による個人の代謝特性の評価に取り組みます。これらの知見を基に、健康状態に応じた最適なアミノ酸バランスを決定し、効果的な調味料の開発に貢献できると考えています。
貴社は、うま味調味料の開発から始まる食品開発の歴史があり、アミノ酸研究の豊富な技術と知見の蓄積は他社にはない強みだと考えております。オープンイノベーションも積極的である貴社でこそこの調味料の開発に注力できると考え、志望しております。
あなたが前例や慣習にとらわれずに、主体的に行動を起こした活動をご記載ください。(50)
発達障害のある小学生に対し、従来の方法にとらわれず個別の工夫を施し、学習態度を改善しました。
上記活動の中で、発生した問題や設定した課題について、具体的にご記載ください。(200)
生徒は集中力が続かず、勉強への拒否感が強く、通常の学習方法では成果が得られませんでした。障害特性を学んでも効果はなく、課題が何か分からず悩みましたが、障害だけでなく生徒個人を深く知る必要があると考えました。生徒の反応や会話を振り返り、安心感や興味を引き出せる環境について考察し、個別性への対応や学習環境の工夫が課題であると認識しました。
その課題を解決するために、あなた自身が考え、取り組んだ内容およびその結果を具体的にご記載。(400)
生徒理解のため、保護者や支援級教員から生徒の日常や考え方を聞き取り、1ヶ月間は勉強より遊びや会話を優先して信頼関係を築きました。会話を通して、生徒が学習を避ける理由が信頼不足であることに気づき、声かけや接し方を試行錯誤しました。その上で、10分学習・5分休憩のサイクルを可視化する時計文字盤を作成し、キャラクターを使った平易な問題や、ご褒美シールで学習意欲を引き出しました。さらに、生徒の進捗や興味に合わせて教材を工夫し、集中が続くよう内容を調整しました。また、授業後に保護者へフィードバックを行い、学習状況を共有しながら改善を図りました。こうした多角的な取り組みの結果、生徒は徐々に前向きな学習態度を見せ、定期試験では過去最高の80点を達成しました。この経験から、状況に応じた柔軟な発想と、前例にとらわれず主体的に行動する力を身につけました。
このESを書いた先輩からの応援メッセージ!
どうすればいいか分からないけど誰かに聞くのは恥ずかしい、では厳しい業界です。今は社会人と繋がる手段も多く、より差がつきます。知り合いでなくても良いので誰かに助けてもらいましょう。周りを頼りましょう!