食のTREND #01

#1. シームレス化の進行

食に関わる会社の戦略に大きな影響を与えているTREND(市場変化)
食に関わる会社を理解する大前提となる1つめのTREND!

“シームレス”とは、シーム(=境目)レス(=なくなる)という意味で、食品サプライチェーンの中では、業種を超えて役割の境目がなくなるシームレス化が進行しています。サプライチェーンにおける業種ごとの役割や機能を超えてシームレスに事業を拡大し、サービス・商品の付加価値を高める動きが増えてきています。

例えば、食品メーカーによるネット販売やアンテナショップなど、メーカーが作るだけではなく自社で販売までして生活者との直接接点を拡大している場面を目にすることが多くなりました。反対に、卸や小売は、自社でPB(プライベートブランド)商品を企画する段組みが増えています。以前はコンビニには色々なメーカーのパンが置かれていましたが、今ではほとんどのコンビニで独自のPB商品が置かれています。

このように、メーカー=作る、卸=配る、小売=売る、という構図から、各社横断的に事業や機能を拡大するようになり、顧客の満足度を最大化するためにシームレス化という変化が起きています。

このトレンドにより、働き方や競争・協力の構図が変化してきています。